眠らない街で眠る勇気を

このロスサントスは眠らない街だ。
24時間。常に誰かが街を賑わせている。

だが、それ故に長く街を楽しみすぎて、自らの肉体を酷使していないだろうか？

少し歩けば誰かと出会い、新たな交流が産まれるかもしれない。
少し行動するだけで何かが起きるかもしれない。

そう思うと、筆者も眠ることが惜しく感じるときがある。
実際、少し長居するだけで新たな楽しみが見つかるのがこの街だ。

だが、だからといって無理をしては元も子もない。
街中で限界を迎え、意識を手放してしまえば空腹や水分の不足により救急隊のお世話になってしまうことになるかもしれない。
今日の無理が明日に祟り、本当ならば楽しめたイベントを逃してしまうかもしれない。

この街は、誰かが常に街を賑わせている。
決して無理をせずとも、きっと毎日、新しい出会いが、新しい体験が待っているだろう。

名残惜しい夜もあるかもしれない。
だが、決して無理をせず、時に、その名残惜しさを抱えて、明日に思いを馳せて目を閉じることも大切なのだ。