【警察/求人】市民対応に特化、生活安全課人材 採用開始

執筆者: 紫月零矢 | 

2024-07-28 21:00

サムネイル:【警察/求人】市民対応に特化、生活安全課人材 採用開始

これまで警察では警察志望者に対して業務を包括的に体験させることにより、総合的な適性を持つ人材を採用する方針を取っていた。

しかし、総合的な適性とは言いつつも、採用や実業務で重点に置かれるのは街の治安を守る事件対応が主。
結果、市民対応等への十分な対応ができないという状況が生じてしまっていた。

そこで今回、警察では従来のような包括的に業務を体験する枠を「通常枠」とした上で、「生活安全課枠」での体験枠を設け、市民対応に特化した人材の確保を進める運びとなった。

詳細は以下の通りとなる。
警察業務に興味のある方は一度目を通していただきたい。

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【警察体験枠】

①通常枠
▶概要
従来通り、市民対応から事件対応まで警察業務を包括的に体験する枠

▶求める人材
・落ち着いて業務ができる方
・報連相ができる方
・向上心を持って取り組める方

▶備考
・昼時間帯の優先受付を実施します

②生活安全課枠
▶概要
警察業務の内、市民対応を重視する体験枠

▶求める人材
・市民の相談窓口になれる方
・聞き上手な方
・情報を正確に伝えられる方

▶注意点
・採用時は事件への対応を行わない生活安全課としての採用になります

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事件対応を行わず、市民対応に特化した人材としての採用を前提とした「生活安全課」での警察体験。
「事件対応や戦闘は得意じゃない、けど、市民や警察の為に何かをしたい」と思っていた人や、過去に警察体験をして「目指したい警察と実際の業務に乖離がある」と感じたような人も、今回新たに設けられた生活安全課枠を検討して見るとよいだろう。

生活安全課としての体験を志望する場合、既存の通常枠とは別の署員が体験者を見ることになる。
現在、警察の体験は申し込みから実際に実施できるまでに待機期間があるが、それぞれの枠で担当者が異なるため、今回の変更で通常枠での体験の待機期間が延びるようなことはないとのこと。

また、通常枠でも昼時間帯の人員強化の為に「昼時間帯の優先体験受付」も実施される。
昼の10時から夜の20時までの時間帯で勤務ができるという方は優先的な体験受付が可能になるとのことだ。

生活安全課所属の もちまるもちこ 氏は
「真摯な対応を頑張れる方を応援します」
と体験を希望する方へ言葉を残してくれた。

今回のように特定の業務を専門とした採用を行うことは、警察内部での業務分担や個人の適性を活かした活躍の場所を設ける事につながる。
こうした取り組みが進められていけば、個々人の負担を減らしつつ、組織としてより広い対応が可能な総合力の高い警察組織となることが期待できるだろう。

今後、警察側で進め方が決まった際には大型対応を中心とした「SWAT枠」を設けることも検討しているとの話だ。

貴方の目指す働き方や勤務時間を検討した上で、是非警察体験に応募して頂きたい。

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