北エリアに新たな憩いの場、「止まり木」—オープンしたてのカレー店が話題に!

執筆者: 体験 無屋カイリ | 

2024-10-05 22:30

サムネイル:北エリアに新たな憩いの場、「止まり木」—オープンしたてのカレー店が話題に!

ロスサントス北エリアに、今話題のカレー専門店「止まり木」がオープンした。

 9月22日の開店からまだ一か月も経っていないにもかかわらず、既に多くの客が訪れるこの店は、静かで落ち着いた北の街に新たな活気をもたらしている。
今回は、店長のたごさくさんがこの店に込めた思いや、メニューの魅力をこだわりを尋ねてみた。

 店長のたごさくさんは、6か月前にこの街へ移り住み、最初は北の街1012番地のメカニックAXISとして働いていたという。
しかし、昼間の北の街は静かすぎるほどで、ただ出稼ぎに来て帰るだけの場所に感じられたそうだ。ある日、空を見上げたとき、ヘリコプターがまるで渡り鳥のように見えたことが印象に残り、それが店名のインスピレーションになったという。

「北エリアは仕事のために来て、すぐに去っていく場所として認識されがちです。でも、この街で羽を休め、ゆっくりと過ごしてもらえる場所を作りたかったんです」
とたごさくさんは語る。
 店名にはその願いを込め「北の街で羽を休められる場所」という意味で「止まり木」と名づけた。

 「止まり木」の看板メニューは、2種類のカレーだ。
一つ目は「ナマステカレー」。
この島ではナンを提供する店がなく、それならばとナンとカレーの組み合わせに挑戦した。
甘めのココナッツミルクをベースにしたカレーに、スパイスが程よく効いており、ナンとの相性は抜群だ。辛い物が苦手な方にもおススメできるという。

もう一つは「キタノカレー」。
北エリアの特産であるキノコや農作物をふんだんに使い、インド北部のカレーが辛口であることを参考にした少し辛めの仕上がりで、本格派の味わいとなっている。
地産地消を題材にこだわりが込められた逸品となっている。

 飲み物にも「アマオウのラッシー」や「相場ぼくじょうのみぃるくみるく」など、ユニークなメニューが揃っている。
 そして、ジョイントメニューの「止まり木の”コナ”」は、シナモンスティックを使ったユーモアあふれるアイテムで、話題作りに一役買っている。

 店内のデザインにもこだわりが見える。
副店長の相場亭さんが手掛けたエスニックなインテリアは、木材と落ち着いた色合いで統一されており、長時間過ごしてもリラックスできる空間となっている。天井にあしらわれた原木にはアイビーの蔦が絡み、店名にふさわしい「止まり木」のイメージを再現。内装だけでなく、相場亭さんが作成したオリジナルのBGMが流れ、店全体が穏やかな時間に包まれている。

 現在たごさくさんは、ロスサントス全域の飲食店とコラボレーションし、日替わりで各店舗のカレーを提供するなど、カレーを通じた交流を既に行っているという。
 今後も北エリアを発信地として、楽しい企画を次々と展開していく予定だ。
「楽しい雰囲気の居心地良い空間を作り上げたい」という彼の思いは、今後も北の街に新たな風を吹き込むことだろう。

「止まり木」は、ただカレーを楽しむだけの場所ではなく、北の街で羽を休め、誰もがリラックスできる場所として成長している。
まだ訪れたことのない方は、ぜひこの新しい憩いの場で、たごさくさんの手作りカレーと心地よい時間を体験してみてはいかがだろうか。

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【店舗情報】
▶店名
・止まり木

▶種別
飲食店(カレー専門店)

▶所在地
・1049番地
(北病院横のアクアマリン色の建物。心の目で入店可能)

▶店長
・たごさく さん

▶オープン日
・9月22日
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