若葉の内から健全な安全意識を
執筆者: 紫月零矢 |
2023-06-12 04:14
今、この街に住む殆どの人物は、街の計らいを受けた若葉の者だ。
若葉の者は、堅牢で、殴られようとも、車に轢かれようとも大きな怪我に至ることがない。
故に、若葉の者が大多数を占める今から約1週間。
この街は怪我をしない/させない街だと言っても過言ではない。
例えば、6月11日。本記者クラブの記者が救急隊を社用車で轢き、それに気づかずに走り去るという事態が発生。
その事故は若葉を付けた者同士の事故ということもあり、不慣れ故の事故という理解も得られ、被害者に怪我も無かった為に大ごとになることはなかった。
このような交通事故やそれ以外にも、望まぬ拳を振り下ろしてしまった等、本来ならば怪我をさせ事件となるハズだったが、若葉の者同士だったから平気だったという事例はこれからこの街で散見されることになるだろう。
慣れない内は過ちを犯すかもしれない。それ故の若葉であるために、それ自体は故意で無いのならば悪いことではない。
だが、結果として問題が無かったからといって、「ならいいや」と思うのではなく、次、同様のことを犯さないように意識することは、若葉の者でも重要だ
もし、若葉の者であるからといって、
「怪我をさせても大丈夫」
「怪我をしても平気」
そんな風に考えてしまうと、若葉の者である1週間の内に癖として染みつき、若葉の外れた後で本当の事故や事件に繋がりかねない。
1週間後も安全にこの街で暮らしていくためには、今から健全な安全意識を持つことが重要なのだ。
例えば、車を運転するならば法定速度を守り、左右から歩行者の飛び出しが無いかどうかに常に意識を向けるべきだろう。
歩行者も怪我をしないからと油断して道路に飛び出たり、危険のある場所で立ち話をしないように気を付けるよう、今の内から意識することで、将来の怪我を減らすことができるだろう。
若葉の者でありながらも、決してそれを理由に気を緩めすぎるのではなく、怪我をさせない/しない為の意識を持ったまま、不要な怪我をさせず、不要な怪我をしない。
そんな市民でありたいものである。