街の東で夏を感じた夜。【みらぱふぇす参加レポート】

2025年7月13日、ミラーパークで夏のお祭り「みらぱふぇす」が開催されました。
地域の店舗が一堂に会し、ドッグカフェ「ぽちのたまご」周辺ののどかな湖畔が、この日限りの特別な会場へと変貌。
まさに、夏の夢のような時間が広がっていました。

東側エリアでは、ROUTE304の洗練されたスポーツ系カスタム車両と、Lienの遊び心あふれる個性派カスタム車両が並び、来場者を迎え入れる華やかなエントランスに。
そのすぐ隣には、キッチンカーがずらり。
和菓子にピザ、涼しげなドリンク……風に乗って漂う香りに誘われて、ついつい財布の紐も緩んでしまいます。
この日に合わせて新商品を展開している店舗や、久しぶりに営業している店舗もあり、どこも活気に満ちていました。

なかでもひときわ長い行列ができていたのは、「ぽちのたまご」主催のくじ引き企画「みらぱくじ」。
なんと一等賞は高級車Paragon S！
4等には、主催である「ぽちのたまご」代表、そしてメカニック店「Orca」の店長代理でもあるアイリーン クラーク氏が手がけたカスタムFaggio（原付）という豪華な景品が並んでいたため、レア賞品が早々に出尽くしたあとも行列は絶えませんでした。

西側エリアでは、注目の「みらぱレース」が開催。
協賛企業による対抗戦と、個人戦の2部構成で行われ、なんと希望者は気球に乗って空からの観戦可能という豪華仕様でした。
会社対抗戦では、Lienの宅山 たつ氏がぶっちぎりのトップでゴール。
個人戦1部では、救急隊として活躍しているひげ道 三太郎氏が見事な走りを披露。
2部では、日頃からしのぎを削るレーサーたちが集まり、熾烈な接戦の末に翠川 雫氏が勝利を収めました。
接触などのアクシデントもあったようですが、全員無事に完走し、会場は大きな拍手に包まれました。

そしてイベントのフィナーレを飾ったのは、「ぽちのたまご」店内のテラスでのミニライブ。
登場したのはB:STAR PRODUCTION所属の百目鬼 日葵（どうめき ひまり）氏とアジュール ストリングス氏。
百目鬼氏の透明感あるアカペラが空に響き、アジュール氏の夏メドレーは観客の体を自然と揺らすほどの盛り上がりを見せました。
スワンボートや池の小島から観客が声援を送り、夜空に咲いた花火がその光景を包み込んでいく――
あの日のミラーパークがひとつになった瞬間でした。

なお、イベント中には強制瞑想に巻き込まれる参加者が続出したり、ライブ後にはピンクギャングと警備員が揉める一幕もあったりと、ちょっぴりハプニングもありましたが、それもまたお祭りの一部。

街の人々の笑顔でミラーパークが包まれた、そんな素敵な一夜でした。
このような場を用意してくださったすべての関係者の皆さんへ、心からの感謝を込めて。
素敵なお祭り、ありがとうございました！