花火と祝福に包まれた特別な一夜【結婚式レポート】

執筆者: 奇瑞 ゆかり | 

2025-09-29 22:30

サムネイル:花火と祝福に包まれた特別な一夜【結婚式レポート】

9月27日22時、7153番地の教会にて、オスカル アカマツェル ド ジャルジェさんとヴァルシア フェニックスさんの結婚式が執り行われました。
式を手掛けたのは株式会社TRIADS。
輝くウェディングドレスの新婦が、ご友人であるマダオさん、七井 茶ノ助 (なない ちゃのすけ) さんの傍から新郎の元へ歩み寄り、真っ白なスーツの新郎と並び立つと、集まった40名ほどの参列者から温かな拍手が送られました。

牧師を務めた帯刀 武臣 (たてわき たけおみ) さんは、多様な信仰を尊重するかたちで祈りを捧げます。
「愛とは名にあらず、死にあらず。その人の本質に向き合い、寄り添うことに始まるものです」
静謐 (せいひつ) な言葉に包まれた会場で、お二人は「誓います」と力強く答え、指輪の交換と抱擁を交わしました。
続く退場では教会前でのブーケトスが盛り上がり、記念撮影ののち、場所を移して披露宴が開かれました。

🌹和やかに彩られた披露宴
23時過ぎ、披露宴の会場となったのは7004番地の「Chill at CÂLIN (チル アット カラン)」。
赤いスモークの中から新郎新婦が登場すると、会場は大きな歓声に包まれました。
司会進行はサモ エドヴィージェさん。
BGMはTRIADSのぽぽたろうさんが本披露宴のために書き下ろした特別な楽曲で、歌詞にはお二人への想いが込められているそうです。

冒頭の新郎挨拶に続き、友人代表のダン クルーズさんが祝辞を述べました。
「これからもいろんな困難に遭うと思います。オスカルさんはちゃんと引っ張って行ってくれると思うので心配はないんですが、喧嘩してもちゃんと仲直りして過ごしていってください」
温かなエールに続き、インタビューではお二人が「交際期間ゼロ日」で結婚を決めたという驚きのエピソードも飛び出し、会場はどよめきと笑顔に包まれました。

さらに井ノ熊 (いのくま) ノランさんが弾き語りでカバー曲を2曲披露。
温かなギターの音色と伸びやかな歌声が、祝宴の夜に優しく響き渡りました。

🌹華やかさと感動
続いて行われたお色直しでは、お二人のエスコートを招待客からサプライズで指名。
新婦ヴァルシアさんは南 龍之介 (みなみ りゅうのすけ) さん、 新郎オスカルさんは柴崎 慶一郎 (しばさき けいいちろう) さんに付き添われて退場しました。
しばしの歓談を挟み、再登場したお二人はさらに華やかなお姿に。
新郎は薄紫のスーツ、新婦は赤と白のスレンダードレスに身を包み、お二人のイメージカラーを纏った姿に、会場からは大きな拍手が贈られました。

その後、新婦の旧同僚・春夏秋冬 壱弐参肆伍陸漆捌玖拾 (ひととせ ひととおり) さんからの手紙が代読されました。
救急隊時代のエピソードとともに「努力を惜しまない姿勢が周囲を前向きにした」と、新婦の人柄が伝えられ、会場は感動に包まれました。
ゲストたちは写真撮影や贈り物を通じ、それぞれの祝福と想いをお二人に届けていました。

🌹花火と笑いに包まれて
式の終盤、新郎から「勢いで決めた式でしたが、皆様に祝っていただき幸せです。突然の『結婚するか』にOKをくれたヴァルシア、本当にありがとう」と謝辞が述べられ、花火が空を彩りました。
ところが一瞬のハプニングで花火が暴発!
新郎が負傷するというアクシデントも、新婦である医師ヴァルシアさんがすぐに手当てを行い、会場は大きな笑いと拍手に包まれました。

「こうして支え合える二人なら、きっと幸せな家庭を築かれるでしょう」と司会が結びの言葉を述べ、式は幕を閉じました。
ゲストへの引き出物には、オスカルさんが経営するVioret Rose製のマカロンとシャンパン、そしてお二人をモチーフにしたライオンとフェニックスが彫られた置物が贈られました。

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厳粛な祈りから始まり、驚きと笑いに彩られた披露宴、そして空を染めた花火。
40名を超える仲間たちと分かち合った一夜は、お二人の絆を街全体で確かめ合うような温かな時間となりました。
この特別な日が示した「支え合う強さ」と「分かち合う喜び」は、きっとこれからのお二人の歩みを優しく照らしていくことでしょう。

オスカルさん、ヴァルシアさん、どうかこれからも末永くお幸せに!

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