過去が今の彼を作った 「シャロン コスナー」インタビュー
執筆者: 体験 フィル ラン |
2025-11-23 22:00
今年の9月、筆者は街に来た。
この街にはいろんな人が住んでいて、いろんな店・組織もあり筆者の興味が尽きない。
街を知るには人の話を聞こうと思い、まずは身近な人物から話を聞いてみた。
そう、『シャロン コスナー』その人である。
取材当時(2025.11.02)、彼はSunshine Burger(サンシャインバーガー)の三代目店長にして私の上司である。
そんな彼であるが、街に来たのが2023年8月。
乗っていた船、アカツキ号が嵐に巻き込まれこの街の海岸に漂流したとの事…!
無人島ではなかったのが何よりである。
街に来たその月にはSunshine Burgerで働き始め、2024年2月に店長に就任。
店の為に尽力されている彼は、普段からいろんな飲食店巡りをしているそうだ。
冗談を交えつつ昔話に花が咲く中、思いがけない言葉が飛び出した。
「あのー……ちょっと、犯罪を犯しまして」
――?!
「で、あのー……指名手配載欄に名前が載っちゃって」
当時の彼はSunshine Burgerの誰からも連絡がなかったこともあり、気まずい気持ちを抱えつつも何食わぬ顔で出勤してみたそうだ。
ところが店の仲間達は既にその事を知っており、二代目店長との面談に。
「どうする?」と聞かれ、最終的に自首を決意。
『その場にいたスタッフ全員』で警察署へ向かい、一緒に頭を下げてくれた。
「それが最初で最後の犯罪です」
「二代目には頭が上がらないです」
その頃、退職を考えていた彼だったが、この一件があり「ここまでしてもらったんだから、ここで頑張っていこう」と思い直したという。
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そんな過去があった彼であるが、店長としての今後の目標を伺うと
「従業員を増やし、出来ることを考えて、お店をもっと盛り上げていきたい」とのこと。
さらに彼個人の今後の目標について聞いてみたところ、お店の事をとても考えていたが
「小坊主スタイルを守っていく」
「デリカシーがないと言われないようにする」
等と話してくれた。
彼がなぜ小坊主なのかは……ここでは控えておこう。
ぜひ彼に直接聞いてほしい。
かつては自信の無さから辞めようと考えたこともあった。
だが、罪を犯した自分のために動いてくれた仲間の存在が彼を奮い立たせてくれた。
今では歴史のある店の三代目店長として、自分のお店を、そして街の飲食文化を盛り上げるために日々奮闘している。
今日もまた街の飲食店を巡りながら、店の未来を思案している。
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今回のような機会が無ければ聞けなかった上司の昔話。
今後もこうした形で、見聞きした事を記録に残し街のことを深く知っていこうと思った。