透き通った冬の空のあたたかい一日

執筆者: 河田未來 | 

2026-02-28 22:00

サムネイル:透き通った冬の空のあたたかい一日

先日、Betelgeuseにてアジュールストリングスさんと三角鼓音ちゃんによる、朗読とライブのイベントが行われた。

ライブイベントでは、甘く力強い歌声を披露してくれるアジュールくん。
その甘い歌声で数多の女性を魅了してきた彼も、鼓音ちゃんに出会って父性が芽生えたのか、街中では2人の仲睦まじい親子姿を見かけるようになった。

そんな心温まる父と娘の、ほしをめぐる一つの物語が紡がれた。

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舞台の照明が落ちると、そこには小さな女の子がひとり。
星の明かりだけで照らされた、しんしんと降る雪の夜の情景が浮かび上がる。

「よだかは、実にみにくい鳥です。顔は、ところどころ、味噌みそをつけたようにまだらで」

始まったお話とは、そう。日本の作家で有名な宮沢賢治のよだかの星。
生き方が難しかった1羽のよだか。そのよだかが奮闘しながら自分自らが星となって輝き続けるまでのお話だ。

鼓音ちゃんの儚くも力強い語りが、より情景を濃くさせていく。
物語が進んでいくほどに、よだかの隣で彼の生き様をみているかのよう。
しまいには、涙がほろり、と頬をつたう。

我々は、よだかの一生を追体験させてもらったかのような朗読だった。

そして、よだかの星をモチーフとしたドリンクでよだかの星を想う。

そんな感傷に浸りながら、イベント会場の店名にもなっている、アジュールくんによる「ベテルギウス」が耳に響く。
よだかを想いながら、誰かを想いながら──。

そして、星をめぐるデザートをいただきながら鼓音ちゃんによる「星めぐりの歌」が披露される。
透き通った歌声で、星空を一緒に旅をしているよう。


そして、鼓音ちゃんからアジュールくんへの想いを伝えられるシーンでは涙がこらえられないシーンも。

そしてそれに応えるかのようにアジュールくんによる「星降る夜に」というオリジナル楽曲が披露される。
甘くも力強い、けれど切なさがまじった彼の歌声は、鼓音ちゃんという娘に出会ったことへの、たくさんの想いがつまった家族愛というラブソングだったといえるだろう。

そして最後に、鼓音ちゃんよる「ネバーランド」で魔法がかけられる──。

儚くて切ない、けれど希望と夢に満ち溢れた、そんな空中散歩に出かけたかのような一夜のイベント。

才能に満ち溢れたふたりの親子の、今後の活躍にも目が離せない!

きっとまた、我々に素敵な魔法の旅へと誘ってくれるに違いない──。


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