大胆不敵な潜伏先。指名手配犯、逮捕の一幕

7月19日22時頃。
指名手配中の容疑者、祭城Alexanderが逮捕された。

祭城容疑者には17日より、客船強盗、重強盗罪の罪により72時間の指名手配が発令されていた。
しかし、容疑者は19日に至るまで姿を晦まし、その居所は闇に包まれていた。

大捕り物のあった現場は8092のサンシャインバーガー。

バーガー屋でバイトをしていた祭城容疑者を店に訪れた警官が発見、その場で逮捕に踏み切られた。

逮捕時の祭城容疑者は斉田 丈助（略してサイジョウ）という偽名を用いてはいたものの、素顔を晒した堂々とした姿だった。

これについて祭城氏は、「2日目までは変装もしていたが、あまりにも警察が来ないもんだから素顔でバイトをすることにした」と供述していた。

また、潜伏中の祭城容疑者は非常に真面目な勤務ぶりであり、この数日間で約50万円程を売り上げ、大捕り物となった19日に関しては祭城容疑者を目当てにやってきた見物客により多額の売り上げを店舗にもたらしたとのことだ。

今回の出来事は潜伏を続けていた指名手配犯を見事逮捕した大捕り物ではあったが、同時に、飲食店で堂々と働く指名手配犯を早期に発見することができなかったという警察の操作網の狭さが浮き彫りになる結果でもなった。

今後、警察には各店舗への巡回や市民への聞き込み調査など、市民交流を兼ねた操作網の拡大を期待したいところである。