北の象徴『ダイナーFUJI』閉店。二年八ヵ月の歴史に終幕【最終営業日:2月28日(土)】
執筆者: 紫月零矢 |
2026-02-17 22:00
この街の賑わいと共に歩み、北部の発展と共にあり続けた、ダイナーFUJI(以下、ダイナー)。
北の象徴であるかの店舗の営業は2025年2月28日(土)が最終となり、その歴史に幕が閉じられる。
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ダイナーはこの街が賑わい始めた2023年6月11日に営業を開始した飲食店のひとつ。
当時行われた市長面接により経営権を得た一富士陽子氏が店長を務め、2年8ヵ月という長きに渡り、最北からこの街を支え続けて来た。
店舗の方針は「誰であろうと受け入れる。来るもの拒まず、去る者追わず」。
どのような事情を持っていながらも、この場ではひとりの従業員、ひとりの来訪者。
普段は敵対している公務員とギャングが同時に従業員として並び立つこともあり、多くを受け入れる方針と、そのための規律が存在する店舗だった。
その方針は伝播し、時には就職先に困ったら北の扉を叩いてみると良い、そんな話を耳にすることもあり、就職の受け皿となる飲食店としてもひとつの機能を果たしていたことだろう。
そして、1000番の北の僻地は時折、立地故の物騒事も度々起きた。
無銭飲食を決行する者が現れたり、店舗にグレネードが投げ込まれたり、時には、隣接するコンビニからボブが暴れにやってきたり。
その他、度々生じる厄介事から身を守るために一富士店長は従業員に装備を支給。
店員皆が自己防衛の精神で店舗を守ってきた。
北部の少しアングラで、しかし自立し、落ち着きある空気感。
ダイナーはその空気を形成した一因であり、北の象徴だったといって過言ではなかっただろう。
それ故に、ダイナーの閉店は北の大きなニュースだ。
一富士店長は自身の退任、ダイナーの閉店の理由について「元々自身の今後の多忙さや、前線を退いてゆっくりと街で過ごす時間を作ることを考えており、以前より検討していたこと」だと話す。
店舗を後任に引き継ぎ、ダイナーの営業を続けることも検討していたようだが、後任候補の不在などから最終的に閉店という判断に至ったとのことだ。
ダイナーの閉店後、店舗は2週間ほどの準備期間を経て、現在1049番地にハウジング店舗として営業しているカレーショップ「बसेरा(以下、止まり木)」に引き継がれる。
止まり木は2024年9月に営業を開始して以来、北に新たな活気をもたらしたもう一つの北の顔。
ダイナーの持っていた北の空気感、それを少しでも引き継いでくれるのは止まり木だろうと一富士店長は考え、行政にも相談の上、この引継ぎは決定された。
今回、閉店に伴い一富士店長よりコメントを頂いた。
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▶ ダイナーFUJI 店長:一富士陽子
最初期から店長を務めてきた一人として、変わらずに居続けることも大事ですが、変わる勇気を持つのも大事だと思いました。
変わって欲しくないものもありますが、それを引き継いでくれる方がいるならば変わってもいいのだと私は思います。
ロスサントスの神も、血の入れ替えを望んでいるんじゃないかと、そう思って閉店、引継ぎの判断をすることになりました。
色々な事がありましたけれど、ダイナーの商品、そしてダイナーの空間を好いてくれた方には感謝しかありません。
永い間、ダイナーをご愛好いただきありがとうございました。
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改めて、ダイナーの最終営業日は「2025年2月28日(土)」。
20時瞑想以降に営業を開始し、翌4時頃までの営業を予定している。
閉店に伴い、2月26日(木)からはダイナーが1000番で営業していたことを形に残す記念品も販売される。
是非、足を運び、最後までダイナーの空間と美味しい料理を楽しむといいだろう。
また、閉店に伴い、ダイナーで販売されていた全商品の消費期限は3月14日(土)となる。
以降、食べることはできなくなるため、今、商品が手元にある方も、これから買いに走る方も、忘れずにダイナーの味を堪能して欲しい。
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▶店舗名
・ダイナーFUJI
▶店長
・一富士陽子
▶番地
・1000
▶最終営業日
・2025年2月28日(土)
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※本記事はダイナーFUJIからの依頼により執筆されました