10倍増のコンビニエンスストア
執筆者: 紫月零矢 |
2023-06-14 02:56

街のコンビニエンスストアにて、飲食物販売価格の大幅見直しが行われた。
食べ物で言えば、サンドイッチは1つ5000円。
飲み物は水が1つ3000円。
それ以前の価格と比較すると約10倍の価格増だ。
この金額はコンビニエンスストア以外での飲食物の販売金額に近く、街全体の物価のバランスを保つため、街からコンビニを経営するオーナーに対して商品価格の指導が入ったものだと考えられる。
収入の少ない人間にとってはこの価格高騰はお財布に決してやさしくないダメージとなるだろう。
だが、この価格高騰は街を楽しむための良いきっかけでもあると考えられるだろう。
物価が高いのであれば、それをカバーするために新たな収入源を模索すれば良し。
コンビニと他の飲食店の価格が並んだのならば、これまで足を運んでいなかった飲食店に脚を運び、コンビニ飯生活から脱却すれば良いのである。
実際、筆者もこれまでは少ない所持金でやりくりするために飲料水はコンビニエンスストアで購入し、食べ物は街の飲食店で購入をする……といった生活をしていたのだが、この価格高騰に伴い、飲料水の購入も街の飲食店を利用することにした。
コンビニの食品価格が10倍増と聞くとネガティブなニュースにも聞こえるかもしれない。
しかし、この価格の見直しはこれは我々市民が街をより楽しみ、街がより豊かになるための見直しとも言えるだろう。